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生理痛の原因や対処法とは? ~日常生活に支障が出ている場合は我慢せずに受診を~

生理痛の原因や対処法とは? ~日常生活に支障が出ている場合は我慢せずに受診を~

生理中に生じる腹痛・腰痛などの痛みは、一般的に生理痛(月経痛)と呼びます。生理に伴う痛みなので、ある程度の予測はつきますが、痛みによって日常生活に支障が出ている人も少なくありません。生理痛はどのようなことが原因で起きているのでしょうか。また、改善法はあるのでしょうか。このページでは、生理痛の主な原因や改善方法などについてご説明します。

医師監修

生理痛とは

生理痛とは、生理に伴う下腹部や腰の痛みのことです。痛みが出るタイミングや痛みの強さなどは人それぞれですが、生理開始から24時間程度でもっとも痛みが強くなり、数日のうちに治まることが一般的です。また痛みだけでなく、下痢や吐き気、食欲の低下などを伴う方もいます。

毎月訪れる生理に伴う生理痛は“よくあること”と捉えられ、軽く見てしまう方も少なくありません。しかし、日常生活に支障が出るほどひどい生理痛は“月経困難症”と呼ばれ、治療の対象になる可能性もあります。生理痛によって仕事や勉強に集中できないなど、日常生活に支障が生じている方は、婦人科・産婦人科の受診を検討しましょう。

生理痛の主な原因

女性ホルモン

生理は剥がれ落ちた子宮内膜が血液とともに体の外に排出されることをいいます。これは、プロスタグランジンという子宮の収縮を促すホルモンが分泌されることによるもので、この分泌量が多くなるほど、子宮を収縮させるはたらきが強くなり、下腹部・腰に痛みを生じます。

子宮の出口が狭い

子宮の出口が狭いと、血液がスムーズに押し出されにくくなることから、痛みが増してしまうこともあります。これは特に思春期など若い方によく見られ、分娩を経験すると子宮の出口が広がるため症状が軽くなる傾向にあります。

冷えやストレス

体が冷えることで血液の流れが悪くなると、前述のプロスタグランジンが骨盤内で滞ってしまうことで、痛みを生じることもあります。また、ストレスを感じることで、ホルモンなどのバランスを乱し、血液の流れを悪くするため、結果的に痛みを増す原因になることがあります。

病気

子宮内膜症、子宮筋腫など、何らかの病気が原因となって生理痛が生じることもあります。この場合は、特に20歳代後半から増え、痛みは生理開始から3日ほど経っても治らないといいます。以下では主な原因となる病気について簡単にご紹介します。

主な病気

  • 子宮内膜症……子宮内膜が子宮の外にも増えてしまう病気です。痛みの原因となるほか、不妊の原因になることもあります。
  • 子宮筋腫……月経量が増加することにより、強い痛みや貧血が生じることもあります。

生理痛の対処法

つらい生理痛を改善させるには、どのようなことができるでしょうか。以下ではセルフケアと病院に分けて対処法をご紹介します。

生理痛のセルフケア

血行をよくする

生理中は血行が悪くならないよう、ゆったりとした服装を心がけましょう。適度にストレッチなどで体を動かすほか、ひざ掛けや使い捨てカイロを用いてお腹や腰の周辺を温めるとよいでしょう。

温かい飲み物を飲むのも効果的ですが、コーヒーや紅茶などのカフェインは血管収縮作用があるため、取りすぎないことが大切です。リラックス効果のあるハーブティーや、血管を拡張するポリフェノールの含まれたココアなどが推奨されています。

また体をよく温めるため、入浴時はシャワーだけでなく、湯船に浸かることも効果的です。

ストレスをためないようにする

生理痛は、ストレスなどの精神的な要因とも関係があると考えられています。そこで、生理中はいつも以上にストレスを避け、自分がリラックスできるような時間を持つようにしましょう。生理について不安なことなどがあれば、医師などに相談して、不安を取り除いておくことも大切です。

病院で行われる生理痛の治療法

病院では、主に以下のような治療が検討されます。

機能性月経困難症の場合

  • 非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の処方……プロスタグランジンの産生を抑えて、痛みを和らげます。
  • 低用量ピル(OC)の処方……ホルモン分泌を抑え、月経時の出血量を減らすことによって症状を和らげます。
  • 漢方薬の処方……体質に合わせてさまざまな漢方が検討されます。

器質性月経困難症の場合

器質性月経困難症の場合には、原因となる元の病気に対して手術治療などが必要になる可能性があります。具体的な治療内容は病気の種類や進行度合いなどによって異なります。

生理痛で日常生活に支障が出ている場合は我慢せずに受診を

生理痛の痛みの強さは人によって異なるほか、同じ人でも年齢や時期などによって痛み方などが変化することがあります。セルフケアをしても改善しないなど、生活に悪影響を与えるような症状がある場合には、我慢せずに婦人科・産婦人科の受診を検討しましょう。

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